ザイリンクスと Motovis、車載前方カメラのイノベーションを促進する完全なハードウェアおよびソフトウェア ソリューションを発表

前方カメラ システムは、レーン キープ アシスト (LKA)、自動緊急ブレーキ (AEB)、アダプティブ クルーズ コントロール (ACC) などの安全性の維持に重要な役割を果たす高度なセンシング機能を提供する、先進運転支援システムに不可欠な要素です。このような ADAS 機能を強化するために、自動車メーカーは、あらゆる性能や価格に対応できるスケーラブルなソリューションを求めています。そこでザイリンクスと Motovis が連携し、前方カメラ システムの車両認識と制御を可能にする、ハードウェアと CNN (たたみ込みニューラル ネットワーク) IP を組み合わせた完全ソリューションを開発しました。このソリューションは、ザイリンクスのオートモーティブ (XA) グレード Zynq® SoC (システムオンチップ) プラットフォームと Motovis の CNN IP で構成されており、28nm と 16nm の XA Zynq SoC ファミリ間で拡張可能です。ハードとソフトを最適に分割する柔軟性を備えると共に、Motovis の深層学習ネットワークをホストするカスタマイズ可能な CNN 専用エンジンを備えています。また、最大 8 メガピクセルの画像解像度をサポートします。OEM とティア 1 サプライヤーは、Motovis の認知スタックの上層に独自の機能アルゴリズムを積み重ねることができるようになり、デザインの差別化や将来性を持たせることが可能になります。